●麻雀は役を作るゲームである
超大切なことなので何回も書く。
麻雀は役を作るゲームである
麻雀は役を作るゲームである
麻雀は役を作るゲームである
麻雀は役を作るゲームである
麻雀は役を作るゲームである
これさえ覚えておけば初心者を脱したも同然。そのくらい大事。
「とりあえずリーチかけて上がってみて」とか言われるのは、リーチが役だから。
リーチさえかけておけば、他に役がなくても上がれる。
パソコンで麻雀を始めた人の場合、適当にチーとかポンとかしまくって結局上がれない、ということがあったはず。
Q.何で上がれないの?
A.「役がない」から。
牌を捨てる時も、チーする時も、ポンする時も、「役ができるかどうか」を常に考えなければならない。
だから役を覚えないとどうにもならない。
また、役は複合させることができる。
この画像ではチーしてるけど一気通貫という役ができているので上がれる。
●配牌の時点で2 3 3 3 3の14枚を意識しろ
●狙える役を狙え
たとえばこれ。
ここから平和タンヤオあたりにもっていくのは厳しそう。
チャンタ、小三元、大三元あたりを狙っていく。
配牌の時点で何が狙えるかを考えること。
「序盤といえば字牌処理だよね」と思って適当に捨ててはいけない。
配牌が13枚、ツモできるのが約18枚。13/31≒42%
といっても毎回毎回最後までツモれるわけではないので、半分くらいは既に配られていると思ってよい。
『咲-Saki-』だと原村和(のどっち)が初手長考するが、あれは「この配牌から何を狙えるか? どう捨てていけばいいか?」といった事を考えているのだろう。たぶん。
手変わりによって狙っていく役もあるので、最初に決めた役にこだわりすぎずに、常に考えて柔軟に対応していく。
●飜牌(ファンパイ)
役牌(白發中)、自風牌、場風牌の5種。
早く上がれるが1飜しか付かないし、平和、タンヤオとは複合しない。
リーチ、一盃口あたりのメンゼンで作る役とも複合させにくい。
だから思ったよりも点が伸びてくれない。
飜牌メインで上がる場合は
・ドラが沢山あるので飜牌で早めに上がる。
・自分の手がゴミなので飜牌でサクッと上がって流す。
・相手の手が大きそうなので飜牌でサクッと上がって流す。
といった使い方が基本のようである。
他にも、対々和、混一色、字一色、混老頭あたりを狙うことも可能。
この画像だとドラが3つもあるので飜牌で上がっても高得点になっている。
特に理由なくゴミ手で上がりまくると嫌がられる。
●平和(ピンフ)
麻雀の本を読むとゴチャゴチャ書いてて難しそうに見えるが結構シンプル。
ルールは4つ。
2 3 3 3 3の14枚で作るわけだが
・門前で作る
チーしてはいけない。
・2の部分(雀頭)に飜牌は使えない
たとえば東場で自分が南家なら、北と西は雀頭に使える。
いわゆるオタ風はOK。3つ集めて1飜付くやつは駄目。
・3の部分は全部順子
「123」とか「456」とか。
・両面待ちで上がる
「23」で1・4待ち、「78」で6・9待ち、など。
東場で南家。
西を雀頭にして上がってみた。
字牌を雀頭にするとタンヤオがつかなくなるので、無理に狙う必要はない。
なんでこんな風になっているかというと
「符が付かないものを集めると平和」というルールだから。
雀頭が飜牌でない→0符
順子→0符
両面待ち→0符
これで符の計算も覚えやすくなるだろう。
●リーチ
メリット
・リーチで1飜付く。
・一発が付くかも。
・裏ドラが載るかも。
・相手を警戒させ、ビビらせて下ろす事が出来る。
デメリット
・1000点払わないといけない。
・手を変えられない。下りたくなっても下りられない。
・警戒される。相手が露骨に下りてしまう。
●役を覚えることで他人の考え・行動の理由が読めてくる
123萬でチー、789萬でチーしてきたら、「一気通貫? 清一色? 混一色? チャンタ?」と見当がつく。
白や場風牌などでポンしてきたら、「ドラ持ち? 対々和? 混一色?」と見当がつく。
ドラも役もなく1飜で上がってくるようなら、「こいつ素人くさいな」と見当がつく。
あくまでも例で、こんなに簡単に読める動きをしてくることはあんまりないが。
●下りるという発想
「こりゃ無理だ」と思ったら諦めて安全牌を捨てていく。
自分の手は崩すことになる。
下手にチーとかポンとかしていると、安全に捨てられる牌が少なくなる。
「白」と「發」を両方ポンしている人がいるのに、不用心にも「中」を捨てていくといった危険行為は避ける。
リーチ直後にドラを捨てて一発ロンされる、みたいなのも危険行為。
上がる事だけではなく、上がられない事も考える
どう見ても字牌を捨てるのはヤバイ状況。
もうちょっと警戒してほしい。
●長期的に見て勝っていればよい
麻雀は運の要素も強いので、マンガやアニメのように毎回勝てるわけではない。
短期的に見れば負けが込むこともある。
天下一武道会みたいなトーナメントではないので、ちょっとくらい負けても問題はない。
そもそも4人でやってるんだから、4回に1回は1位を取れればいい方。
たまに跳満や倍満を上がられても気にしない(ただし次に活かすために反省はしろ)。
●考え方の流れ
「麻雀は役を作るゲームである」という事を覚える。
↓
配牌の時点で役を作ることを意識する。
どんな役があるかは打ちながら覚えていく。
↓
役を作るためにはどう捨てていくのが効率的かを考える。
「この配牌なら、どの役を狙うのが一番効率的か?」と考えて打つ。
↓
効率的な牌の切り方を覚えることで、相手が何を考えて牌を捨てているのかを読む。
↓
相手の捨て牌から当たり牌を読んで下りる。
最初は攻めの麻雀がよいだろう。
相手がリーチかけたくらいでいちいち下りなくてよい。
というか、役の作り方も分からない、効率的な牌の切り方も分からない状況では、下りるのは無理。
リーチ一発に振り込まない、ドラをポンしてたらヤバイ、程度の認識でよい。
むしろ振り込んで痛い目を見ることで覚える。
スーパーマリオとかロックマンで言うところの「死んで覚える」ってやつ。
●海底ツモはなぜハイテイ?
●河底ロンはなぜホウテイ?
普通の感覚だと
海底→カイテイ
河底→コウテイ
と読みたくなってしまう。
これは、漢字が伝わった頃の日本に「h」の音が無く、「k」の音で代用したため。
よって、ハイテイ、ホウテイという読みの方が本来正しい。
海底 ○ハイテイ ×カイテイ
河底 ○ホウテイ ×コウテイ
上海 ○シャンハイ ×シャンカイ
海南島 ○ハイナントウ ×カイナントウ
韓流 ○ハンリュウ ×カンリュウ
華倫海 ○ファーレンハイト ×カレンカイ
嶺上開花 ○リンシャンカイホー ×カイカ
混一色 ○ホンイーソー ×コンイーソー
ちなみに「は」は昔「p」の音だった。
「ぱぴぷぺぽ」も「まみむめも」もどちらも唇音といって唇を使う音。
だから五十音表で「は」と「ま」は隣同士に並べられている。
その「p」が「φ」になり、今の「h」の音になったらしい(うろ覚え)。
「はは」は昔「ぱぱ」だった。
「てふてふ」は「でぃえっぷでぃえっぷ」と読んだらしいぞ。
逆に、今日本で「h」の音が、中国では「p」の音っぽいものがあるのだが、関係あるかどうか不明。よくわからないので話半分に聞いてほしい。
白板 パイパン
北 ペー
牌 パイ
東風 トンプウ
八 パー
pの音がhになったのかな?
中国語の漢字も今と昔で読みが違う事があるので調べるのが難しい。
誰か教えて。
おまけ
緑一色とチートイツはアメリカで作られた役。クイズに出る。
大体書いたんで終わり。
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