ネット社会になったことで、色々なものに対する批判的な内容をよく見かけるようになった。
それと同時にこの手のツイートもよく見かける。
知っておいてほしいのは
「プラスのものに目が行く人間」と
「マイナスのものに目が行く人間」がいるということ。
●プラスのものに目が行く人間
プラスのものを生み出すことが得意。
たとえば、可愛いキャラを描けるとか、美しい曲を作れるとか。
作家とかクリエイターはこっち。
褒めるのが得意な人もこっち?
●マイナスのものに目が行く人間
マイナスのものを潰すのが得意。
欠点や間違い、矛盾などを指摘できる。
マシリトみたいな編集者タイプはこっち。
探偵なんかもこっちかな。
俺もこっち側。
クソゲーハンターもこっちか?
クリエイターにはたぶん「プラスのものに目が行く人間」が多い。
今までかっこいいものや美しいものを沢山観察してきたのだと思う。
そして「プラスのものに目が行くファン」の意見を聞きたがるだろう(これはクリエイターに限らないだろうけど)。
悪い部分を指摘する人間よりも、ヨイショしてくれる人間の方が気持ちいいからな。
みんな学生の頃、生徒指導の先生とかの厳しい先生が嫌いだったでしょ。
色々ツイートを見る限りだと、たぶん世間は「マイナスのものに目が行く」タイプの能力を軽視している。というか忌み嫌っている。
クソゲーやクソアニメが生まれる原因の一つはこれだな。
「これつまんないですよ」って言える人間がいない。
そういう能力を軽視して育てていないから。
雇う人材の能力がプラス側に偏ってるから。
マイナス潰しの得意なやつがいない。
これはどっちも必要な能力。
「加点は多く、減点は少なく」というのが一番高得点が取れる。
(中には低レベルで見当違いな指摘も当然あるだろうけど。
そこはレベルの低いクリエイターも相当いるからお互い様ってことで)
とはいえ、あんまりクソ要素を排除されると寂しくもある。
マイナス側の人間は、クソ要素を改善する時に最高の実力を発揮できるから。
余談
「死刑制度は何も生まない」とか「復讐は何も生まない」って言ってるのはプラス側の人間の意見で、全くの見当違いの意見。
死刑とか復讐はマイナスを潰してゼロに戻そうとしてるだけだから。
何かを生み出すためにやっているわけではない。
掃除なんかもマイナス潰しかな。
例えば「日本は街が綺麗」って言われるけど、どこが綺麗なのかピンとこない人もいるのでは。
あれはマイナスの要素が無いって意味だから。
その辺にネズミやゴキブリがいない。
ハエが飛んでない。
異臭がしない。
道が舗装されてて土埃だらけじゃない。
落書きがない。
マイナス潰しがよくできてるって意味。
「街並みが綺麗」って言ったら、風情があるとか、建築が素晴らしいとかのプラスの意味。
就活生へ、世の中には5パターンの仕事しかない。早めに全部経験しておこう
これの「マイナスー0」タイプ
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