書いてる途中。
まだ研究中の事柄で、結論が出ていない記事。
結論がたぶん出た。続きの記事。
まぼろし劇場 バンダイはおもちゃオタク、東映アニメはアニメオタク
●『アイカツ』の買いたいグッズが無い問題
前から『アイカツ』に対して思っていたのが、「買うグッズが無い」という問題である。
グッズ自体は出ているのだが、俺向けではなかった。
・CD → 聞く習慣が無い
・ブルーレイ → 値段が高いし、そんなに何度も見ない
・アーケードゲーム → 俺はやってない
・女向けの服 → 着ない
最近になってようやくフィギュアとかガシャポンとかが出始めたが、それまでは「ずっと見てるし作品としても好きで何かグッズが欲しかったのだが、グッズを何も持っていない状態」だった。
『プリパラ』系(プリティーシリーズ)のグッズも未だに一個も持ってないな。
『ミュークルドリーミー』はぬいぐるみ買った。
思うに、俺のように「見てはいるけど買うグッズが無くて何も買ってない層」というのが結構いるんじゃないかと思う。特にニチアサ系の番組。
●何を買えばいいか
『アイカツ』に限らずアニメ全般でいうと、原作ありのものは原作を買えばいい。
『ワンピース』『鬼滅の刃』など。
俺もアニメから入って買った漫画がある。『ろんぐらいだぁす』とか『宝石の国』とか。
普通のテレビ番組の場合は、スポンサーの商品を買えばいい。
そういえばアニメの『カイジ』だと、地下チンチロの時にビールのCMやってたな。
じゃあ、原作が無くて、スポンサーが玩具会社の場合、どうすればいいのか?
俺はヒーローに変身するタイプの玩具はあまり買わないのだが。
この条件に当てはまってるのがニチアサ。というかバンダイ系か。あまり詳しくないがタカラトミーとかもそうなのかな。
●『仮面ライダー』の場合
・変身ベルト → 大人も買ってる
・食玩 → 大人も買ってる
・ガシャポン → 大人も買ってる
・オロナミンC → 知らん
特に言う事無いな。
なぜ大人も買ってるのかは、前の記事で説明した通り。
玩具売り場を見る限り
女の変身願望は「衣装」や「化粧」
男の変身願望は「武器」や「強さ」
女の「衣装」や「化粧」は現実でも可能なので、アニメから現実へと無理なく移行できる。
しかし男の「武器」や「強さ」は現実では満たしにくい願望である。武器なんか振り回せないし、勉強にしろスポーツにしろ強くなって勝つのは大変だ。ゆえにいつまでもアニメや特撮を見ている。
●『プリキュア』の場合
・変身アイテム → たぶん幼稚園児が買ってる
・プリティホリック → たぶん小学生が買ってる
・食玩 → 色紙ARTとかカードウエハースとかも出てる
・ガシャポン → よく分からん
変身アイテムが幼稚園児向けで、プリティホリック(キッズコスメ)が小学生向けという認識でいいのだろうか。
さっき『アイカツ』で書いたのは「そもそも自分向けではないグッズ」の事で、それとは別に「もう自分向けではないグッズ」がある事が分かる。
つまり「グッズの対象年齢から外れてしまっている」状態。
プリキュアはそこの開拓に成功した?
(まだ長期的にどうなるか分からないので「?」扱いで)
「卒業してしまう」というのは
・番組からの卒業(=番組自体を見なくなってしまう)
・グッズからの卒業(=番組自体は見ているが、成長とともに対象年齢から外れてしまいグッズを買わなくなってしまう、買うグッズが無くなってしまう)
この2タイプあると考えられる。
「グッズからの卒業」層は、売り上げには貢献してない層だが、番組自体は見ているし、グッズ次第では何か買ってくれる可能性を秘めている。未開拓層。
番組を見てないけどグッズは買ってる、って人はいるのかな?
プリキュアカレーは脂質が低いから減量に使えるってツイートは見たことあるが。
「もう自分向けではないグッズ」
「そもそも自分向けではないグッズ」
この二つは曖昧で区別できない場合がある。
俺はライダーとかプリキュアの変身アイテムを買っていないが、これは大人で対象年齢を外れているから買っていないのか、そもそもそんなに興味が無いタイプのグッズなのか、俺自身にも分からない。
●『スーパーヒーロー戦隊』の場合
問題はここ。
たぶん子供は「戦隊→ライダー」って感じで移行してると思うんだけど。
だから「もう自分向けではないグッズ」は別に狙わなくていいと思う。
それとは別に、大人の視聴者ってのも結構いると思う。
『ルパパト』のシャケで盛り上がってたような人達。
卒業とは逆で、たぶん「大人になって戻ってきた人達」の事。
この「大人になって戻ってきた人達」も「グッズから卒業した人達」と一緒で、やはり買うグッズが無い状態。
「見てはいるけど金を落としてない」状態。
こういう層(大人)は、脚本が面白くても玩具は買わない。
『ルパパト』に限らず
「話は面白いのだが、売り上げが振るわない」
「話はそこそこだが、売り上げは凄い」
といった現象が起こるのは、たぶん「脚本を評価する層(あまり買う物が無い層)」と「玩具を買う層(金を落とす層)」があんまり嚙み合ってないため。
「話が面白いからパトメガボー(3080円)買おう!」ってなる? ならないでしょ。
そもそも玩具の出来の良し悪しとか、収集欲をそそるアイテムかどうか(金、メダル、カードなど)とか、『妖怪ウォッチ』や『アナと雪の女王』みたいに同時期に別の大ヒット作品があるかどうかとかは、また別の問題だったりするし。
つまり、脚本や玩具を工夫しても、この人達はグッズを買わない。
今後その辺を頑張っても、これ以上売り上げが伸びる目処は立たないだろう、ということ。
(だからといって工夫する意味が全く無いわけではない。脚本が優れていれば、一過性のファンではなく、根強いファンになってくれることだろう。
それに玩具を買ってくれる層に媚びるだけの内容だと、どうしてもストーリー的に浅く薄っぺらくなる可能性が出てくる。悪い意味で子供に媚びるだけだったり、大人になって見返したらクソつまらなかったり。
玩具の工夫に関しても、それはおもちゃを買ってくれている従来の層へのアピールにしかならない。だからといって手を抜いてもいい訳ではないが。
ただ玩具を買わない層からすると、工夫されても今までの玩具と何が違うのか分からないし、結局買う気も無いということ)
こういう「戻ってきた大人(というか俺)」の目線でグッズを見てみると
・ブルーレイ → 高い。よほど気に入った戦隊ならともかく、毎年買い支えるわけにもいかない
・合体ロボット → 大人は買わない。値段的な問題ではなく、そもそも遊ばないし、物として残るので毎年買うには邪魔。捨てるのも忍びないし。それだったら食べ物とか、プリティホリック的な消耗品とか、消え物の方がいいかな
・プレバンの服とかアクセサリーとか → ネタで買うには高い
・カレーとかふりかけとか → どう見ても子供向け。というか戦隊カレー無くなった?
・チョコ → 今後何年も何十年も、老いても恒常的に食っていくには甘い。量の割に値段も高い気がする
・ソーセージ → カード付でコレクション要素もあり、値段もそこそこ。食ったら無くなる。カードも紙なので、いらなきゃ捨てたらいいだけ(=物としても気持ち的にも、紙なら捨てやすい)。ただ味の種類が無いのでやや飽きやすい
・シャケ → 旨い
ソーセージはカード付だし、大人でも食えるし、つまみとしても結構ポテンシャルあると思うのだが。
『ゼンカイジャー』ではソーセージのCMやってるけど、ただどう見ても子供向けの食い物にしか見えなくて、大人はたぶん手を出さないと思う。つまみとして大人に買わせようと思う場合、あのCMだけだと逆効果かも。
個人的な意見だが、『キラメイジャー』の時に食いすぎて飽きてきた。
1箱120円くらい、1年が52週で、毎週1箱買うと1年で6240円くらい。
シャケは旨いんだけど、ライダーのオロナミンCと違って、スポンサーでも何でもないでしょ。
『ルパパト』って玩具会社がスポンサーでありながら、玩具はあんまり売れず、売ったのは円盤とシャケ。
シャケ売ってどうすんの?
●男がグッズを買わない理由
そもそも男はあまりオタクグッズを買わない。
女の方がこまごまと色々買ってるイメージ。
それはなぜか?
なぜなら「男が一番欲しいグッズはエロ画像だから」である。
公式のグッズや原作は持ってないが、エロ画像やエロ同人は持ってる、という現象はそこそこあると思う。
エロ画像は公式からは出ない。
(出てもそんなにエロくなかったり、性的嗜好に合わなかったり、公式が出すのは何か違うなと思ったり、色々とピンと来ない場合がある)
公式から出ないならエロ同人を買えばいい。
公式は儲からず、エロ同人作家が儲かる。
これが男のオタクサイクル。
女の消耗品は化粧品だが、男の消耗品はエロ画像とティッシュである。
女の生理は月1だが、男の射精は月100。
頻度が全然違うので、エロ画像に対する情熱が違う。
あとpixivはエロ画像サイトではない。
プリキュアの抱き枕とかタペストリーなんかも、ぶっちゃけエロ画像枠のアイテムだからな。そういう意味ではプリキュアはグッズ買わない層の開拓頑張ってると思う。
●大人の男の消耗品
結論が出ていない。
実際にこれらの商品が出たとして、俺が買うかどうかも分からない。
ボッタクリ価格ではなく(重要)、恒常的に買って使っていける物。
番組が多少面白くてもつまらなくてもそんなの関係なく「なんか知らないけど毎年買ってるな」みたいな存在。
たとえば『ワカコ酒』のコラボつまみ商品が一時期出ていたようだ。
別につまみに限定しないが、こういうのの戦隊版で、おっさんが買えるやつだ。
2016年
【新商品】岩塚製菓より、人気アニメ『ワカコ酒』コラボのおつまみを発売|岩塚製菓株式会社のプレスリリース
2017年
【岩塚製菓】人気アニメ『ワカコ酒』コラボのおつまみを発売|岩塚製菓株式会社のプレスリリース
2018年
【新商品】岩塚製菓より、人気アニメ『ワカコ酒』コラボのおつまみを今年も発売!|岩塚製菓株式会社のプレスリリース
プリティホリックと違って、オロナミンCみたいにスポンサー用のCM作るだけで商品自体は普通ってパターンもあるな。
●日用品系
・エロ画像
・ティッシュ
・Tシャツ
・シャツ、パンツ
・靴下、スリッパ
・タオル
・ハンカチ
・ジェル、ワックス
・制汗剤
・ハンドクリーム、リップクリーム
・1シーズンで使い捨てる物
・石鹸、シャンプー、ボディタオル
・歯ブラシ、歯磨き粉
●食べ物系
・お茶、水
・コーヒー、カフェオレ的なもの
・ウイダーインゼリー的なもの
・カロリーメイト、プロテインバー的なもの
・フリスク、ミンティア的なもの
・甘くないガム
・甘くないパン、総菜パン
・弁当
・みそ汁
・豆腐(ザク豆腐みたいなの)
・大人向けカレー、牛丼、お茶漬け
・スポーツドリンク
・オロナミンC的な物
・酒
・酒のつまみ、チーザ的なもの
・氷
・枝豆
・カップ麺
・シャケ、イクラ
・ヨーグルト
・ソーセージ
●その他
・番組そのもの(=投げ銭)
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