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まぼろし劇場

TVゲーム、プライズなどのブログ。

ハグプリの問題点


今更だけど、今書かないといつまで経っても書かないと思うので、今書いてしまう。


問題点は多数ある。
ハグプリ自体の問題点と、そもそも女製作者は論理的に筋を通すのが苦手なのではないか、という話。


とりあえず書き終わり。






●アンリが初の男プリキュアという問題点


アンリが最初の男のプリキュアということは、ハグプリ世界ではアンリ以前に変身した男のプリキュアが地球上に誰一人として存在しないということである。

いわゆる大友(大きなお友達)、つまり原西みたいなお父さん達(フジモンを除く)や、ハリハム・ハリーみたいな独身男性達が誰一人として変身していないということである。これはおかしい。男が変身できるなら、そこら中キュアゴリラやキュアハムスターやキュアグリスブリザードだらけになるはずである。

なぜなら男たちは『ドラゴンボール』や『スーパーヒーロー戦隊』や『仮面ライダー』や『ウルトラマン』を見て育っているからである。嫁キュアや娘キュアだけに戦わせて、「ぷいきゅあがんばえー」とか言って自分だけ戦わないのはどう考えてもおかしい。

これはアンリが製作者に依怙贔屓されているからである。アンリは「女しかプリキュアになれない」という壁を初めて破った存在と思われているが、真実は全く逆で、むしろアンリのせいで原西やハリハム・ハリーといった男達は変身させてもらえなかったのである。全てはアンリを依怙贔屓するためである。

だってそうでしょ。単に男のプリキュア出したいだけなら、まずお父さんでいいじゃん。ハリハム・ハリーもキュアトゥモローやキュアエトワールのために変身して戦ったらいいじゃん。みんなも嫁キュアのために変身して石破ラブラブ天驚拳を撃ちたいだろう。なぜ変身しなかったのか? アンリに史上初という箔を付けるためだ。


つまり、アンリはむしろ他の男がプリキュアになるのを邪魔していた存在である。


この漢(おとこ)達の心理は、たぶん女だと気が付きにくいと思う。気が付きにくいにしても、家族で見ることもある程度想定しているであろうアニメで、お父さんの行動がおかしいのは、ちょっと作りに欠陥があるのではないか。




●アンリが初の男プリキュアなのは、ボヘミアンラプソディー現象で説明できる

「ボヘミアンラプソディー現象」とは俺が提唱している現象で、『ジョジョの奇妙な冒険』に出てきたスタンド能力「ボヘミアンラプソディー」にちなんでいる。

「キャラの人間性とか状況とか一切関係なく、単にストーリー上そうなっているからそうなる。ストーリーには逆らえない。キャラは製作者が意図した行動を取らされているだけ」という現象である。

実はこれ製作上のミスとしては、前から言っているボヘミアンラプソディー現象とまんま同じで、何にも目新しい所が無い、よくある失敗でしかない。「するのがおかしいのは気付きやすいけど、しないのがおかしいのは気付きにくい」って前書いた通りの典型的なミス。

というのが今までの俺の説、俺の考えのまとめである。




●アンリ以前に男のプリキュアがいないのは、新説「傍観者効果」で説明できる


ここから新説なのだが、もしかするとこれは「傍観者効果」で説明できるのではないか。


「誰も消防車を呼んでいないのである!」漫画の作者自ら“消防車が来ない話”としてTwitterに公開 「元ネタ初めて見た」 (1/2) - ねとらぼ




突然だが、2018年日本ハグプリで起こった、ある事件をご存じだろうか。
(略)
この集団心理は、後に、「傍観者効果」と名付けられ有名になる。
いっぱい人いるし、自分がやらなくても、
「他の誰かが助けに行くだろう」
「他の誰かが変身するだろう」
「他の誰かがどうにかするだろう」
という心理だ。
この状態になると、たくさんの人がいるのに、
誰も… 何もしないまま……
最悪の結果を迎えることになる。


とても恐ろしい集団心理である―――
「プリキュア♂が、遅過ぎるぞォォ――――――!!!」
そう…プリキュア♂はまだ来ない…
「早く…倒してくれ…プリキュア♀が…」
なぜなら!!!
もうお分かりだろう!!!
誰も…プリキュア♂に変身していないのである!!!


「早く!!! 倒してくれ―――!!! 敵を―――――――――!! 誰か―!!!」
そう!!!
誰も!!!
倒す人がいないのである!!!


「おかしい…これは…何かがおかしいぞ……………」
「え…」
「日本のプリキュアは大変に優秀で、本来は敵の登場から、5分以内に現場に到着できるよう設計されている。」
「え!! そんなに早く!?」
「うむ。」

「敵の登場から、1分以内には、もう、プリキュアは出動していると言われる。」

「そして その出動から、4分以内には到着できるよう、プリキュアというものは、本当に点々と!! 配置されているのだ!!」

「なのに…いまだ変身音すら聞こえないとは…これは…絶対におかしい…」

「何かがあったに、違いない…」
「一体…何が…」

そう、もうお分かりだろう…
誰も!!! プリキュア♂に変身していないのである!!!

この偉そうにうんちくを語っていた、このしぶいおじさんでさえも、プリキュア♂に変身していないのである!!!


「あっ!!! リストル!!! 大友さん達も!!!」
「ハリー!!!」
「よかった!!! 無事だった!!!」
「うん!!! ハリー!!! 家が!!! 家が――!!! みんなで一生懸命建てたのに―――!!!」
「プ、プリキュアは!?? まだ来ないの!??」


そう!!!
まだプリキュア♂は来ないのだ!!!
なぜなら!!!
誰も!!!
プリキュア♂に変身していないからである!!!

「どうして――!!! プリキュア♂は一体何をしてるの!!!」
こう、泣きながら叫んでいるハリーちゃんでさえ!!
「早く来て――!!! お願い――!!!」
プリキュア♂に変身していないのである!!!


恐ろしき集団心理!!
『傍観者効果』!!!

もうお分かりでしょう。
他の誰でもない、今、コレを読んでいる…

あなたが変身しましょう!!
プリキュア♂!!

こうなる前に。


「お…………オレの…ハグプリが……」
ガラガララ…



つまり原西やハリハム・ハリー達はプリキュア♂に変身できなかったのではなく、自分がやらなくてもどうせ誰かがやるだろうという心理、「傍観者効果」によって変身しなかったのである。アンリが破った壁は実は「傍観者効果」という壁であった。

よし。これでハグプリのおかしい部分を、解釈に悪意無く、製作上のミスでもなく、人間心理に絡めてスッキリ説明出来たな。終わり。




●男がプリキュアになれたら、プリキュアはどう変わるか

特に変わるのが「武器」ではないかと思う。男は玩具には金を使うので、バンダイは男プリキュア向けの武器を発売することになる。
ハグプリでは「剣じゃない」とか言ってたけど、男の武器は剣と銃である。魔法の杖なんてヌルイものは使わない。凶器で物理的に処刑する。

ちなみに仮面ライダーゲイツが使う武器は「斧」と「爪」と「ノコギリ」なんで、男のプリキュアが出るようになったら今後物騒な武器が大量に出てくる可能性がある。
裂風削烈 DXジカンジャックロー | 仮面ライダーおもちゃウェブ | バンダイ公式サイト


で、「武器で敵にトドメさして殺せや! 高い金払って武器買ってるんだぞ!」というもっともな意見が出てくるので、敵を殺すようになる。
実際リュウソウジャーではプリシャスを殺さないエンドだったが、レオンチャンネルとその視聴者にはウケが悪かったようである。

あくまでも可能性だけどね。だけどバンダイは儲かるならやる可能性が高いので危ない。






●大人でも変身できるという問題点


ここまでは男が変身することの問題点を書いてきた。それはそれとして、大人が変身できるのも問題では?

ハートキャッチのキュアフラワーみたいに「かつて現役で変身していて、今もまだ変身能力を持っている。しかし今は老いてる」ってのは分かるとして、新規に大人が変身出来たら、やはりハグプリは成立しないのでは?

原西♂だけでなく、原西の妻♀だって娘のためにキュアババアに変身して戦ってしまうのでは? 世のお母さんたち(ユッキーナを除く)が全員蜂起してプリキュアになったら、プリキュアは子供(女児)のものではなくなってしまう。
(実際に自分が戦う覚悟を決められるかどうかではなく、ハグプリの世界にはこういうお母さんって一人もいないの?って話)


ところで、みんなは『ドラゴンボールZ 絶望への反抗!! 残された超戦士・悟飯とトランクス』って見たことあるだろうか? 原作に無いオリジナルアニメではあるが、このアニメにはチチ(悟飯の母)のこんな言葉がある。

「本当なら、今頃偉い学者さんになってたはずなのに。悟飯、帰ってこい。人造人間なんてどうでもいい。早く、帰ってこい」

ちなみに悟飯は死ぬ。


一緒にプリキュアを見ている親達の立場からすると、どっちの反応が自然だと思う?
俺はハグプリ世界の大人には違和感を覚える。



プリキュアというか魔女っ娘ものって基本子供(女児)のためのものであるはずで、俺たち大人はそれをおすそ分けしてもらっている見物人であるはずで、ここに体格で勝る男や大人の戦士がしゃしゃり出てしまえるような設定を作っていいのか。


ハグプリに限らず、「いや、これ大人が戦った方が強くね?」って思わせてしまう作りなのはよくない。これが出来てないのがハピネスチャージプリキュア。ブルーって可愛い女子中学生ばっかり狙い撃ちでプリキュアにしてない? 捕まるよ?






●人数制限無くいくらでも変身できるという問題点


最後の方で地球人全員がプリキュアになっていた。一見感動的な展開に見えるが、本当にそうだろうか?

視聴者は「具体的には分からないが人数制限がある」という暗黙の了解のもとにプリキュアを見ている。だからこそ、えみるとルールーの変身シーンが成立するのではないか?

ところがラストでその暗黙の了解を破壊されてしまった。じゃあ俺たちが見た、えみるとルールーの変身シーンは茶番と化すのでは? レギュラー枠とモブ枠の違いがあるにしても、人数制限無くいくらでもプリキュアになれるよ?




●誰でもいくらでも変身出来たら「プリキュア助けて!」が通用しない

よそ様の娘(女子中学生)を戦わせて、自分は見てるだけ?
いや、自分で戦えよ。






●そもそも自由とはそんなに都合のいいものではない


制限無く誰でも自由にプリキュアになれると言えば聞こえはいいが、制限無しとは実際の所ただの無差別級である。魔法しか使わないとか、武器の力にガッツリ依存して戦うとかならともかく、プリキュアって格闘戦でしょ。誰でもなれるなら、より戦闘に向いている奴がプリキュアになって戦えばいいじゃないか。

スポーツなんて同じ性別同士でもライト級とかクルーザー級とか階級が分かれてたりするのに。



プリキュアって実は「弱者枠」のヒロイン(ヒーローの女性形)なのだ。

大人が戦えばいい(プリキュアは子供)
体格の勝る男が戦えばいい(プリキュアは女)
訓練している警察や自衛隊が戦えばいい(プリキュアは特に修行とかしてない)

大人でもない、男でもない、訓練も特にしていない、大体は特別な血統でもない。明らかに戦闘に向いてないのに、なんかよく分からんけど選ばれた少女たち、それがプリキュアなのだ。
(なんかよく分からん部分については追及してはいけない。ブルーみたいに選んでる奴が出てくるのもよくない)

物凄くざっくり分かりやすく言うと、プリキュアは「ちびっ子相撲 女子の部」みたいなものだ。

子供が大人の世界に入ってくるとか、女が男の世界に入ってくる状態、つまり弱者が強者に混じるなら「大変だけど頑張ってね」で済む。しかし男や大人が女児の中に入って行ったら、つまり強者が弱者の中に入って行ったら、それはただの荒らしになってしまう。ハグプリでは何の気なしにやってると思うけど。




プリキュアに限らず「自由」とか「誰でも」ってそうでしょ。

「学問の自由」があって得するのは頭いいやつでしょ。
誰でも東大に入れますよって言われて実際入れる? 頭いいやつだけでしょ。

「職業選択の自由」で得するのは有能でしょ。
誰でもグーグルやマイクロソフトに入れますよって言われて実際入れる? 有能だけでしょ。

「自由恋愛」で得するのはイケメンや金持ちでしょ。
誰でも剛力彩芽と付き合えますよって言われて実際付き合える? 前澤だけでしょ。

ポケモンだって「手持ち自由に組んで対戦していいよ」って言われても、実際に組むのって厨パじゃない? みんなラッタとかオニドリルとか手持ちに入れてる? 対戦どころか旅パですら入れてなくない? 自由で得するのって強いポケモン、格好いいポケモン、可愛いポケモンじゃない? じゃあ強くもない、見た目がいいわけでもないポケモン達はどうやって生きていけばいいのか。


「グローバリズム」や「自由」とは強者にのみ許された、強者が得する、強者の選民思想なのだ。



だから男や大人のプリキュアを出したいなら、スポーツみたいに階級分けすればいい。
『押忍♂!!プリキュア!!!』や『キュアババア♡プリキュア』とか作ってそっちでやればいい。
ニチアサくらい女児(戦闘弱者)に譲ってやれないのか。






●地球人全員プリキュアは画一的で多様性が無い

一年くらい前にツイッターに書いた内容の再編集。


そもそも俺はプリキュアになる気が無い。ここまで書いてきた男がどうの大人がどうのといった内容と一切関係なく、プリキュアになる気が無い。というか、ヒーロー全般に変身する気が無い(一番嫌なのはガンダムの主人公だが)。俺は『ロックマンX』でいうイレギュラー的な気質を持っているので、ヒーローはどうも性に合わないからだ。いや、元気玉イベントがあれば参加するよ。でもプリキュアにはなる気はないよ。

俺に限らず、プリキュアに逆らう者ってハグプリの世界に存在できてないよね? ハグプリの世界って、プリキュアのアンチとか、敵に賛同する者達って存在してないの? プリキュアは好きじゃないけどファントミラージュは好き、みたいな子もいるのでは? 地球人全員プリキュアって本当に多様性か? これってプリキュアが世界征服完了した話なのでは?

ハグプリは多様性を謳っておきながら、実はプリキュア以外は地球上に存在できないという、プリキュア全体主義のアニメなのだ。私の支配は良い支配、これこそ悪の発想じゃないか。視聴者はプリキュアファンだから何しても賛同してくれると思ってない? 全体主義なのがバレないだろうと思ってない?

多様性があるなら、プリキュアを女児枠として認めることだ。老若男女に全開放するのって、むしろそれは画一的で、違いを分かってないし認めてもいないということなのだ。「全部同じじゃないですか」に多様性があると思うのか。

俺が存在できない世界を作って話を終わらせて、それで多様性って言われても、そんなの俺が認めるわけないよな? 俺何かハグプリの世界で悪いことした?




仮面ライダーは元が怪人だし、ウルトラマンも地球外生命体だし、戦隊は地球人だけど敵は基本ぶち殺しているよね。
でもプリキュアはなまじ悪でもなく、最近は敵も浄化するだけで殺さないので、「プリキュアこそが絶対正義だ」という気持ちが暴走しやすい可能性がある。そこは正直危険だと思っている。




●ハグプリ=アナザードキプリ説


俺が思うに、ハグプリはアナザーライダーに近いのではないか。


◆アナザーライダー全般と類似する特徴
・本来のプリキュアと逆のことをやる
(男がプリキュアになる)
(多様性重視ではなく、地球人全員プリキュアというプリキュア以外が存在できない画一的な思想で世界を征服して終了)


◆特にアナザーアギトと類似する特徴
・見た目だけだとプリキュアかアナザーか判別がつかない
・他人を勝手にプリキュアにして増殖する
・プリキュア以外は存在できない世界だが、プリキュア内で個性を出していく
(全員アナザーアギトにするが、アナザーアギト同士だとそれぞれ何か違って個性がある)



これアナザーアギトが嫌がらせで似せてるわけではなくて偶然似てるだけなんだけど、本来ならば悪党がやるようなことをハグプリが平気でやっちゃってるってことが問題だと思うんだよね。だから敵の行動に似ちゃうんだよ。今までのヒーローものをちゃんと見てないやつが作ってるよな?

たしかドキプリのジコチューも相手を勝手にジコチューにして増殖するやつらだったでしょ。全員プリキュア化は全員ジコチュー化と本質的に差がない。正義風なだけ。

あと敵を意図的にビルにぶつけてた回があったと思うんだけど、ビルの中に逃げ遅れた人がいたらどうするの? 激しい戦いで仕方なく壊れちゃうならしょうがないけどさ。序盤の戦闘慣れしてない頃でもないし。どうも戦い方がジコチューじゃないか?

つまりハグプリはドキプリのアナザープリキュアだな?



というかジコチューと大差ないハグプリ(アナザープリキュア)がウケててランキング上位に来てて、ジコチューを倒したドキプリがランク外なんだから、もうプリキュアシリーズ終わってもいいのでは?

これ制作側がプリキュアで伝えたいことなんて、一切視聴者に伝わってないよ。というか制作側が一切理解せずにプリキュア作ってる事がハグプリで判明したんだから、そもそも伝わるわけないよ。製作側が全然理解してないのに視聴者側が「伝わりました!」って言ってたら嘘じゃん。おかしいじゃん。






●ハグプリの元ネタは『ドラゴンボール』のセル編

一年くらい前に書いたツイッターの内容の再編集。


はぐたんの元ネタだけど
・東映アニメーション
・未来では主人公が死んでいる
・未来から来た戦士
・人造人間

ここまで書けばもう誰でも分かるだろう。ぱっと見トランクスっぽいが、それだけではない。未来から来た戦士はもう一人いるはずだ。

・未来から来るときに体を小さくした



つまり
キュアエール  :孫悟空、ブルマ(実はセル)
キュアトゥモロー:未来トランクス(実はセル)
はぐたん    :幼年トランクス(実はセル、セルジュニア)
ジョージ・クライ:セル
ルールー    :人造人間16号

はぐたんはトランクスを隠れ蓑にしているが、セルが隠し元ネタであると同時に、産んだキュアエールと併せてセルジュニアでもあるわけだ。ジョージ・クライも含めたキュアエール一家は、セル一家ということになる。


ハピネスチャージプリキュアがピッコロ大魔王編を元ネタにしているように、HUGっとプリキュアはセル編を元ネタとしている。セル編が元ネタであることは、そのへんの下っ端製作者はともかく、ネタ出ししながらストーリーを考えているようなバンダイや東映アニメーションの中核スタッフ内では当然知られているはず。
(ちなみにスタプリは力の大会編がモデル。スタープリンセスのモデルは界王神、破壊神、全王あたり)

元々敵幹部として出たルールーが16号なのは分かるし、ラスボスのジョージ・クライがセルなのも分かる。でも主人公とマスコットキャラにセルの設定を仕込むのはちょっとおかしい気がするし、ドラゴンボールを知っているスタッフなら「これセルの設定だ」って誰かしら気が付くはずだ。ならば気が付いていて意図的に仕込んでるとしか思えないのだが。

話を考えてるのがバンダイか東映アニメーションか知らないけど、製作スタッフの中核にハグプリのポリコレ的な内容に反逆する者がいるのではないか、と思ってしまうのだが。おそらく一人二人ではなく結構いる。さっき書いたように「これセルじゃね?」って誰か気付いてしまうはずだからだ。気付いていて黙っているスタッフが相当数いると思われる。

もし反逆とか関係なくセル編を熟知したうえで「主人公とはぐたんにセルの設定を仕込もう!」って事になってるようなら、それは単純にセンスがおかしい。




●トランクスとセルを合体させるのはおかしい

だってドラゴンボール見てる身からすると、トランクスとセルの設定を一緒にするって絶対にありえないと断言できる。

未来セルって未来トランクスを殺してタイムマシンを奪ったキャラじゃん。タイムマシンが人間用で小さすぎるから、自分が入れるように卵まで退行したんでしょ。

未来トランクスって現代でドクター・ゲロの研究所に行った時に、現代のセル(幼体)を始末してたじゃん。

未来トランクスってセルゲームでセルに殺されてたよな(孫悟空と16号も殺されたが)。

戦いが終わって未来トランクスが未来に戻った後、未来トランクスを殺してタイムマシンを奪おうと隙を伺ってた未来セルを、返り討ちにしてたよな。


セルとトランクスって毎回殺す殺されるの関係になってて、その両キャラの設定をはぐたんに仕込むかな?って。


キュアエールが未来で死んでいる理由は、孫悟空のような心臓病による病死ではなく、セルとして未来トランクスに始末されたから。

ラストの出産も、セルがセルジュニアを産んでいるだけ。




●製作者は明らかにドラゴンボールをちゃんと見ていない

これ仕込む方も仕込む方だが、仕込まれた方も気付けよ。さっき引き合いに出した『ドラゴンボールZ 絶望への反抗!! 残された超戦士・悟飯とトランクス』もそうだけど、ハグプリ作ってる奴ってドラゴンボールをちゃんと見てないよな?

さっき原作に無いオリジナルアニメって書いたけど、それってつまり鳥山明とは関係なく、東映アニメーションが自力で捻り出した内容ということ。ハグプリの製作スタッフって先輩の過去の仕事を確認していないよな?




というかアナザーライダーの所でも書いたけど、今までのヒーローものをちゃんと見てないやつが作ってるよな?

ドラゴンボールってバンダイや東映アニメーションの稼ぎ頭だと思うんだけど、マジでろくに見てない奴が作ってるのか? ふざけてるのか?






●製作者を勘違いさせてしまった視聴者にも責任があるのではないか

一年くらい前に書いたツイッターの内容の再編集。





ただこれは視聴者がプリキュア製作者を勘違いさせてしまった部分はあるかもしれないね。満と薫はプリキュアじゃないのかとか、レジーナはプリキュアにならないのかとか、ゆいちゃんとかビブリーとか。プリキュアになることが人類の至上の喜びであると勘違いさせてしまったのではないか。

満や薫がプリキュアになりたいって駄々こねてるならともかく、そうじゃないからね。世の中にはプリキュアにならずに戦う者もいるし、プリキュアに興味ない人もいるし、プリキュアのアンチもいるし、プリキュアよりファントミラージュになりたい人もいるだろう。でもそれはそれでしょうがないし、別にいいじゃないか。それが多様性ってこと。




そもそもテレビ番組(アニメ)は多様性を重視しない。視聴者の好みの多様化→チャンネルの分散→視聴率の分散→視聴率の低下→広告収入の低下。だからテレビ局や商売人はグローバリストで多様性より画一の方が好きなの。「人類全員が俺の番組を見て俺の商品を買え!」と思ってるから。

まあ画一も多様もどっちかが正義というわけじゃなくて両輪だからね。いずれ半分半分くらいのちょうどいいところ(中庸)に収まるだろう。なるようになる。

正直無駄に多様化しても面倒だし。
ワイシャツとかスタバとか、種類多いと面倒でしょ。「Lサイズくれ」の方が楽だし。






●女製作者は全体の整合性やバランスを取るのが苦手?

一年くらい前に書いたツイッターの内容の再編集。


戦争や戦闘物でシリーズ構成を女に任せるのってやめた方がいいと思う。戦いって命がけなので、筋が通ってないと茶番になっちゃうから。男に監視させておいた方がいい。

具体的に言うと俺がなんかおかしいと思ってるプリキュア5、ハピネスチャージ、ハグっとは全員女でしょ。あと見てないけど鉄血のオルフェンズの岡田麿里。あとなんか色々高橋ナツコ。あとFF15。

俺は高橋ナツコがシリーズ構成担当してるのって『ろんぐらいだぁす!』とか『こみっくがーるず』くらいしか知らないのでよく分からないんだけど、ネットだと評判悪いらしいな。

これ既にブログに書いたけど、男は論理や厨二、女は感情や共感で対になってるっぽいんだよね。で戦いに関しては論理(内容の筋)が通ってないとおかしくなっちゃう。

このメンツは決して無能ではないと思うんだけど、なぜか話の筋がおかしい。それは、女性には論理的に筋を通すのが向いてないし、そもそも興味が無い(それゆえに今までの人生で論理性を鍛える訓練もしてこなかった)からではないかと思う。

作る側が女で論理のおかしさを気にしてないし気付いてないのと同様、見る側も女で
論理のおかしさを気にしてないし気付いてない。でも男は気付く。完全に女しか見ない作品ならそれでいいんだけど、大概の作品は売上的な事を考えて男の視聴者もある程度視野に入れているので、男が見ておかしさに気付いてしまう。

それとは逆に、男は他人の気持ちがあんまり分かってないと思うよ。察するとか、思いを馳せるとか、そういう文学的なものは苦手。理系というか、いわゆるアスペ気質? 苦手なので訓練もしない。だから夢見りあむみたいな全部喋ってくれる女が好き。

文学青年ってひょろっとした男らしくない男のイメージがあるでしょ。あれはたぶん女タイプの男だから。芥川とかの文豪に自殺が多いのも女タイプの男(メンヘラ野郎)だから。たぶんね。



ここに性差が無い場合、単にこのメンツが無能ぞろいだった、ということになる。性差があって性別的に向いてなくて出来ないならしょうがないけど、性差が無いなら単に出来てないだけなので無能ということになる。

男でこれが出来てないのは『彼岸島』の作者だろうか。





●アイカツと高橋ナツコ



37話太陽に向かって、これは見ての通り脚本が高橋ナツコ。アイカツファンと交流が無いので断言できないんだけど、たぶんいい回だと思う。いい回だと思われているはず。

話の大筋はバンダイが考えてるとしても、蘭の細かい心情描写とかは特におかしい部分無いなと思って見てた(俺が男だから分からないだけかもしれないけど)。

アイカツって高橋ナツコだけじゃなくて、ハピネスチャージの成田良美なんかも脚本書いてる。だから俺は特別無能なイメージは無くこの二人の名前を覚えてたんだけど。

でもシリーズ構成とか話全体でこの二人の作品を見ると、なんか変っていうか、筋が通ってないというか。そういう部分がたぶん出来てないんだろうね。感情は描けるけど、論理的に筋が通ってない。この回の蘭だって、いちごやあおいと戦ってせっかく勝ち取ったトライスターの座なのに、感情に任せて辞めてしまうなんてプロ意識が足りてない、という見方もできなくもないので、やはり感情>論理なのかなと。

鉄血の岡田麿里だって『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の人でしょ。感情を重視しない男から見ると「人が死んだから悲しい」とか「ただのお涙頂戴」とか、そういう風にしか見えない部分はあるにしても、決して無能ではないと俺は思って見ている。感情>論理で作れる話に関しては。

ただプリキュアは地球の命運がかかった戦闘だからさ、そこで感情>論理だとやっぱりおかしくなると思うわけ。

赤尾でこはフレッシュプリキュアで見覚えのある名前だけど、それ以外だと戦闘物で名前見た記憶が無い(俺が知らないだけかもしれないけど)。たしか『あまんちゅ』とか『ふらいんぐうぃっち』がこの人だったな。戦闘物に手を出さず立ち回ってるのかな、と勝手に思っている。

で、前も書いたけどアニメ見てて「これ山田章博の影響受けてるな」って思ったのはどれも女性作家の作品だった。『ひなこのーと』、『うらら迷路帖』、『宝石の国』の3つ。だからたぶん、感情的なもの、情緒的なものを好んだり敏感に感じ取れたりするのは女性の方なのかなと。

俺は大学で日本文学やってたけど、1クラスが男5人、女20~25人くらいだったし。

男が好きなのは厨二ヒャッハー!だから。勝利!ハーレム!俺が正義! まあ男は敵と戦う性だからこれも必要な本能なんだけど。






とりあえず終わり。
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