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ポケモンXY 色違い固定孵化 メモ

たまに検索で来る人がいるみたいなんで、やり方のメモ。
「色違いリセット法」とか「兄前国際孵化」とか「爺前国際孵化」とか呼ばれている方法と同じもの。
ORASでも色違い固定孵化ができることを確認。


正式名称がないので別にどう呼んでもいいのだが、XYでもORASでもできるので「兄前」や「爺前」だと不正確。
「リセット」とつくと「固定リセット」みたいにひたすらリセットするのかと思われるかもしれない(固定孵化はそんなにリセットしない)。
よってここでは「色違い固定孵化」と呼ぶことにする。




色違い固定孵化の前に、そもそも固定孵化とは何か?

タマゴができていない状態でセーブして、育て屋に何か預けて孵化させてみよう。

すると
1匹目:♂C20隠れ特性 2匹目:♂S10通常特性 3匹目:♀D5通常特性

リセットして
1匹目:♂C20隠れ特性 2匹目:♀C25隠れ特性 3匹目:♀H19隠れ特性

さらにリセットして
1匹目:♂C20隠れ特性 2匹目:♂S23通常特性 3匹目:♂B13隠れ特性

と、こんな感じで、次に生まれる1匹目だけ毎回毎回性別も個体値も特性も同じポケモンが生まれる



XYORASでは、次に生まれる1匹だけは、
・♂からの遺伝箇所
・♀からの遺伝箇所
・個体値が抜ける箇所とその個体値
・隠れ特性かどうか
といった情報が既に決定されており、親を入れ替えても変わることがない(=固定されている状態)。
これを利用して理想個体を生み出すのが固定孵化である。



歩数の少ないコイキング(1280歩)を預けて孵化させてみる。
C抜け隠れ特性だったらリセットし、タマゴができていない状態まで戻る。
親をガブリアスに入れ替えて孵化させると、同じ状態(C抜け隠れ特性)のフカマルが生まれる。
これで10000歩グループを何十匹も孵化させることなく、簡単にC抜け鮫肌フカマルをゲットできる。
(高個体値の親を用意する必要はあるが)



実はこれ、色違いかどうかも固定されている
じゃあ色違いが生まれるまで固定孵化を何百回も続ければいいじゃないか、というのが色違い固定孵化である。






準備


1.
異なる言語のポケモンを用意する。
ボール遺伝を考えると、♀は自分産がよいだろう。

まぼろし劇場 ガンテツボール♀一覧
まぼろし劇場 サファリボール・コンペボール♀一覧
まぼろし劇場 ドリームボール♀一覧



2.
育て屋に預ける。
今回使用するのはこの2匹。

6Vメタモン(ENG)@あかいいと
6Vコイキング♀(JPN、隠れ特性、ダイブボール)@かわらずのいし


それでは実践へ。
その前に国際孵化についてのメモ(読み飛ばし可)



●国際孵化の知識

国際孵化の条件は、♂と♀が言語違いであること。
言語は、ゲーム開始時にプレイヤーがどの言語を選択したかで決定。

・国際孵化になる例
日本ROM産(JPN)×日本ROM産(ENG)
北米ROM産(ENG)×欧州ROM産(ITA)

・国際孵化にならない例
日本ROM産(ENG)×北米ROM産(ENG)
北米ROM産(ENG)×欧州ROM産(ENG)


進化させても言語が変わることはない。
Pikachu(ENG)を日本語のロムで進化させるとライチュウ(ENG)になる。

どこの国で買ったソフトかは関係ない。
3DSの設定は関係ない。
ポケモンの世代は関係ない。過去作から連れてきたポケモンも使える。
ポケモンのバージョン(XYなど)も関係ない。

英語を選択しただけの日本ROM産かも……などと心配する必要はない。
GTSやミラクル交換でたらい回しにされている出処の分からないポケモンでも問題なく使える。


【検証】ポケモンXYの国際孵化の法則解明(言語設定・海外ROM・色違い等) - ぽけりん@ポケモンORAS攻略まとめ



●国際孵化検証メモ

メタモン(ENG)×ギャラドス(JPN)→色違い

この組み合わせで色違い固定孵化に成功。A抜け個体値5。
ポケモンを入れ替えて色違いになるかどうかを検証。
全部赤い糸持ち。


実験内容
・言語を変えただけの自分産ENGでも国際孵化に使えるのか。
・国の違うENG同士でも国際孵化になるのか(国籍は影響があるのか)。


1.自分産(JPN)×自分産(JPN)の場合

コイキング(JPN)×コイキング(JPN)→色違いにならない

通常の孵化だと色違いにならないパターンであると確認。
つまり「色違いが出た場合、その組み合わせは国際孵化になっている」と判断できる。


2.自分産(JPN)×自分産(ENG)の場合

OR産ギャラドス(JPN)×AS産ギャラドス(ENG)→色違いが誕生

抜け箇所も個体値も変化無し。
ちなみにORもASも同じ3DSでプレイしたもの。
ASはゲーム開始時にENGを選択しただけ。
よって日本ROMの言語をENGにすれば国際孵化として使える


3.自分産(JPN)×アメリカ産(ENG)の場合

OR産ラルトス(JPN)×アメリカ産ラルトス(ENG)→色違いが誕生

GTSで来たアメリカ産のポケモンを使用。
ポケモンの親名と送り主の名前が一致している事を確認。
国はPGLのデータを見て確認。
当然国際孵化になる。


4.自分産(ENG)×アメリカ産(ENG)の場合

AS産ラルトス(ENG)×アメリカ産ラルトス(ENG)→色違いにならない

色違いにならなかったので、通常の孵化と同じ扱い。
よって国が違っていても、ENGポケモン同士だと国際孵化にならない
国籍は関係なく、完全に言語のみで判定している。


検証結果
親の国は関係ない。
3DSの設定も関係ない。
言語さえ異なっていれば国際孵化になる。


ちなみに
固定孵化に成功したあと通常の組み合わせに入れ替えれば、色違いになる性格値(PSV)の先送りができるかも? と思って試したが色違いは生まれなかった。



BW2以前は言語選択ができなかったため、「海外ROMのポケモン=言語違いのポケモン」であったが、第六世代ではそうとはいえない。
異言語孵化、別言語孵化などと呼んだ方が誤解がない。

言語のみで判定している以上、日本産・外国産という分類には意味が無い。
たとえば海外版のXYORASを買って日本語を選択してしまうと……

「国際孵化」と言われると海外ROMが必要な気がしてしまうが、そもそも国際孵化というのは正式名称ではない。日本のプレイヤーが勝手に国際孵化と呼んでいるだけ(海外ではマスダメソッドと呼ばれている)。
「努力してないのに努力値」と同じで、それは正式名称ではない。
俗称の間違ったイメージに引きずられないように。擬似国際孵化という名称にも意味は無い。


ただし海外ROMや海外3DS・2DSだと海外の配信ポケモンを受け取れたり、地域設定を変更することでビビヨンの模様を選べたりするので、海外ROMや海外3DS・2DSを買うメリットが無いわけではない。



・どこの国の買ったロムか
→受け取れるインターネットの配信ポケモンに関係

・3DSの地域設定
→ビビヨンの模様に関係

・選択した言語
→国際孵化(異言語孵化)に関係

ビビヨンの模様の種類と地域一覧、集め方まとめ






実践
 

1.
外に出て、既にタマゴができている場合は受け取るか、受け取り拒否してセーブ。
タマゴが出来ていない場合は、そのままセーブ。


ここでは受け取る方法で説明。
ここで受け取ったタマゴを、タマゴ(1個目)と呼ぶことにする。
画像はタマゴ(1個目)を受け取ってセーブした状態。



2.
走り回ってタマゴ(2個目)を受け取る。



3.
そのまま走り回って両方孵化。
色違いが出なかった場合は、実践1に戻ってやり直し。
タマゴ(1個目)から生まれたらハズレ。実践1に戻ってやり直し。

これを、タマゴ(2個目)から色違いが出るまでひたすら繰り返す。


今回はタマゴ(2個目)から色違いコイキングが生まれたので成功。実践4へ進む。




4.
性別、特性、個体値の確認。
今回は♂、通常特性、S抜け30。

ここでリセットする。
タマゴ(1個目)を受けとっているが、色違いが生まれるタマゴ(2個目)がまだ出来ていない状態まで戻る。



リセットして♀をVなしコイキングに入れ替えて調べたところ、遺伝箇所は
♂から:HABD
♀から:C
抜け:S30
だと分かった。

親を差し替えても、特性、性別、遺伝箇所と個体値は変わらない。
理想個体の♂♀を用意出来ている場合は、この遺伝箇所の確認作業はしなくてもよい。




5.
ゲームをリセットし、親を入れ替えてタマゴを産ませて孵化。
孵化する場所にこだわることも出来る。

親を入れ替えて孵化させてみた例。
全て個性が「昼寝をよくする」になっているのが分かる。


まだ欲しい色違いがいる場合は、実践1に戻って再び孵化を続ける。




色違い固定法の豆知識

イーブイのように性別比が偏っている場合は、コイキング♀だったのにイーブイ♂になってしまった、という性別逆転現象が起こる。
性別値 - ポケモンWiki


コイキングを、性別不明、♂のみ、♀のみのポケモンに入れ替えると
・抜けの箇所が変わることがある
・抜けた個体値が変わることがある
・色違いでなくなることがある

パワーアンクルなどのパワー~~系のアイテムを持たせると
・抜けの箇所が変わることがある
・抜けた個体値が変わることがある
・色違いでなくなることがある

親を性別不明などに入れ替えて色違いでなくなった場合、パワー~~系のアイテムを持たせることで、再び色違いになることがある。

どういう法則なのか不明なので、抜けの箇所や個体値が気に入らない場合は、色々試してみること。

ニドラン♂♀、バルビートとイルミーゼも通常とは別扱いになっているらしい。

自分で試した限りだと、ニドランは性別だけが逆転する模様。
例:♀A抜け隠れ特性→ニドラン♂A抜け隠れ特性


赤い糸の有無も色違いに影響あり。
変わらずの石は影響なし。持たせても持たせなくてもOK。
・赤い糸×変わらずの石
・赤い糸×パワー~系
という使い方が基本。





想定される質問


Q.色違い固定法のメリットは何か。
A.性別、特性、遺伝箇所、個体値の抜ける箇所を見てから色違いにするポケモンを選ぶことができる。特に隠れ特性や目覚めるパワーを粘るのに便利。

固定法を用いるとよいもの
・理想個体が欲しいもの
・隠れ特性が絶対に必要なもの(ファイアロー、ゲッコウガなど)
・めざめるパワーが必要なもの(フシギバナ、サーナイトなど)
・進化に性別が関わるもの(エルレイド、ユキメノコなど)
・孵化歩数が多いもの(バスラオ、ママンボウなど)

特にフシギダネやイーブイのように、♀率が低いポケモンのめざパ理想♀個体を用意するのは大変である。
この場合、遺伝箇所を見てから、うまく使える個体を選べばよい。
たとえば、♂からHBC遺伝、♀からDS遺伝なら
メタモン(31-xx-31-30-xx-xx)
フシギダネ♀(xx-xx-xx-xx-31-30)
の2匹を用意できればよい(めざパ炎の場合)。

理想個体にこだわらない場合は、無理に色違い固定法を使う必要はない。

実際に色を見てから、どのボールに合うか確認する、といったことにも使える。



Q.性別、特性、個体値の抜ける箇所は選べないのか。
A.選べない。たまたま出たものに応じて色違いを選ぶのが、色違い固定法。
C抜け♂ならエルレイド、A抜け♀ならユキメノコ、といったように、あらかじめ考えて親を用意しておくとよい
ORASでは育て屋が2つあるため、固定孵化に成功してからでも親を作れる。



Q.なぜコイキングを使用するのか。
A.孵化歩数が一番少ないため(1280歩)。
歩数が気にならなければ、他のポケモンでやっても構わない。
今回はメタモンを使用しているが、コイキング同士にするとタマゴを作るペースがかなり早くなる。

♂♀の比率が7:1のポケモンの♀を粘りたい場合は、トゲチック(2560歩、比率7:1)を使うという手がある。
まぼろし劇場 ポケモン孵化歩数メモ

しかし国際孵化(色違い固定孵化)で一番重要なのはとにかく数をこなす事なので、出来る限りコイキングでやること。性別は親を入れ替えて確認すればよい。



Q.タマゴ(1個目)から色違いが出たらどうするのか。
A.色違いギャラドスとして使うしかない。
ギャラドスがいらない場合は孵化させる手間が無駄なので、タマゴの受け取り自体を拒否してもよい。
ギャラドスは強いので、なるべくもらっておくのがおすすめ。



Q.コイキングは隠れ特性でないといけないのか。
A.隠れ特性でなくてもよい。
最初に色違いが生まれた時点で隠れ特性かどうかを判別できるように、隠れ特性の親を使用している。
コイキングの時点では特性1か特性2かの判別はできない。



Q.親は6V同士でないといけないのか。
A.6Vでなくてもよい。
今回はタマゴ(1個目)を受け取るやり方なので、タマゴ(1個目)から色違いが出た際に5Vギャラドスとして使えるように6Vの親を使用している。



Q.6Vコイキングと逆6Vコイキングを使うといいと聞いたが何故か。
A.ジャッジにかけた時に両親からの遺伝箇所がすぐ分かるため。
個体値は簡単に調べられるので、必ずしも6Vや逆6Vを使う必要はない。



Q.別言語の6Vメタモンが用意できない。
A.タマゴグループが同じであればメタモンである必要はない。
サブロムを別言語で初めて、6V♂を用意する。
さらに性別不明のポケモン用に、XYのポケトレで4Vくらいのメタモンを複数捕まえておくとよい。

・コイキング(水中2/ドラゴン)1280歩
・マリル(水中1/妖精)2560歩
・グレッグル(人型)2560歩
・コロモリ(飛行/陸上)3840歩
・スコルピ(虫/水中3)5120歩
・フシギダネなど(怪獣/植物)5120歩
・デスマス(鉱物/不定形)6400歩

そもそも別言語のロムでプレイする場合は、日本語のメタモンを外国語メタモンとして使える。



Q.めざパ用のUはどう用意すればいいのか。
A.BW2のNのポケモンが6U固定なので利用するとよい。
詳しいやり方は後述の「通常の孵化との併用」のところに記載。
性別不明ポケモンのめざパを狙いたい場合は、BWの乱数調整でめざパ用メタモンを調達すること。

Nのポケモン一覧:ポケモンBW2攻略
・タマゴグループで考えるとこの6匹
ズルッグ  陸上/ドラゴン
テッシード 植物/鉱物
バチュル  虫
オタマロ  水中1
ドッコラー 人型
コロモリ  陸上/飛行



Q.乱数調整はできるが、めざパ理想個体メタモンを用意するのが難しい。
A.メタモンでなくてもよいので、孵化乱数で理想個体の親を用意する。
たとえばフシギダネ♂(VUVUVU、めざパ炎)を作れれば、怪獣/植物グループ全ての親にできる。
めざパ必須のポケモンって結構少ないはずなので、これで十分だったりする。

または
A.それぞれ抜け箇所が違うメタモンを複数用意する。
たとえばめざパ氷用に
H抜け(x0UVVV)、A抜け(VxUVVV)、B抜け(V0xVVV)
C抜け(V0UxVV)、D抜け(V0UVxV)、S抜け(V0UVVx)
の6体のメタモンを用意する。固定孵化ならどれかが必ず使える。
ボックスの圧迫を気にしなければ、必ずしも理想個体である必要はない。
理想個体が入手できればそれに越したことはないのだが、なくてもいける。



Q.性別不明、♂のみ、♀のみのポケモンの色違いを狙いたいのだが。
A.それらは最低でも5120歩グループなので、基本的にはコイキングで固定孵化をして、親を入れ替えた時にうまくA抜けかC抜けが出るのを祈る。



Q.パワー~~系のアイテムを持たせる場合、赤い糸や変わらずの石はどうするのか。
A.赤い糸を外すと色違いの判定に影響が出るので、変わらずの石を諦めることになる。
変わらずの石は、持たせても持たせなくても問題ないため。
性格を遺伝できないので、偶然出た性格も考慮して色違いにするポケモンを決めることになる。
抜け箇所の個体値がどうしようもなく、偶然出た性格もどうしようもない場合は、諦めて観賞用にするしかない。



Q.色違いが生まれる確率はどのくらいか。
A.国際孵化で1/683、ひかるおまもり所持の国際孵化で1/512と言われている。
今のところ自分のORASでの平均は534匹(2015/03/30)。
サブロムのASでは40/20000で1/500(2016/05/29)。
今回のコイキングを受け取るやり方だと、テレビを見ながら、ネトゲをやりながらでも、1時間に50匹くらい孵化できるはず。

確率の計算方法についてはこちらの記事を参照。
まぼろし劇場 ポケモンXY 色違いの情報 まとめ



Q.1000匹以上産ませても色違いが出ない。
A.運が悪いだけ。
確率はあくまでも何千匹何万匹も産ませた際の平均なので、2連続で出ることもあるし、3000匹産ませても出ないこともある。
体感だが、4匹孵化するごとにリセット、というやり方だと、ドはまりせずに平均的に出てくれている気がする。


9月~10月の固定孵化の成果。
9月は14匹中10匹がコイキング。ラルトス2匹は普通の国際孵化。
10月は16匹中9匹がコイキング。
ドはまりしていると思いきや、実は単にコイキングの方に出まくっていただけ、という可能性もある。



Q.ひかるおまもりは国際孵化に効果があるのか。
A.不明。しかし入手に苦労させておいて効果がないというのは考えにくいので、念のため入手しておいたほうがいい。



Q.色違いのタマゴを孵化させたら色違いじゃなくなったという話は本当か。
A.たぶんただの検証ミス。
色違い固定孵化を何回もやっているが、色違いでなくなったためしがない。

色違いでなくなった場合のチェック項目
・セーブし忘れて受け取ったのではないか?
・国際孵化になっているか?
・赤い糸を持たせているか?
・パワー~系のアイテムを持たせたせいではないか?
・♂のみ、♀のみ、性別不明に入れ替えたせいではないか?



Q.色違いを固定できた後で、何か別の事をやっても大丈夫か。
A.大丈夫。色違いが通常色になる事はない。
ただし親を預けっぱなしでタマゴができてしまうとまずいので、何かやる前にちゃんと親を引き取っておくこと。



Q.何回もセーブしたらゲームソフトに負担がかかるのではないか。
A.相当負担がかかると思う。
貴重なポケモンはあらかじめポケモンバンクに預けておくこと。
ORASが出たら、XYを孵化専用ロムにしてしまうとよい。

レポート - ポケモンWiki
セーブが可能な回数については諸説あるが、寿命が2万回で一日50回セーブしたとすると、400日で寿命が来ることになる。
寿命が5万回なら1000日、寿命が10万回なら2000日。
ちなみに、ミラクル交換を1回やるだけでも、交換前と交換後の2回セーブしている。

自分はXYでもORASでもセーブ回数2万以上は行ってると思うけど、今のところ特に問題なし。
たぶん壊れる前に次回作が出るだろう。

2016/08/27追記 ORでの孵化数55397個


ORASのバトルリゾートと117番道路の育て屋を同時使用することで、セーブ回数1回に対して2匹生ませることが出来る。
コイキングが2セット必要なのと、空を飛ぶ手間が余計に掛かるが、1匹辺りにかかる時間は普通の色違い固定孵化と大差なし。

追記
最近バトルリゾート→117番道路で2個同時に固定孵化してたけど、ちょっと移動する際に卵ができてしまってたらしく、固定孵化失敗。
やはりバトルリゾート一本に絞ってやった方がいいかも。
セーブ回数やロムの寿命が気になるならもう一本買うこと。



Q.ひかりのねんどを持たせると色違いが生まれやすい?
A.検索しても根拠が見つからない。
ただのゲン担ぎ程度に考えておくとよい。



Q.色違いを親にすると色違いが生まれやすい?
A.これも根拠なし。
BWの時は親の性格値と子供の性格値は無関係だった。
仕様が変わっているとも思えないので、ゲン担ぎ程度に考えておくとよい。



Q.言語を変えただけのポケモンだと国際孵化にならない?
A.根拠なし。ただの噂。
自分で実験して国際孵化になることを確認している。



Q.面倒くさいので3・4・5個目もまとめて受け取ってもいい?
A.中身が固定されているのはタマゴ(2個目)のみなので、3・4・5個目から色違いが出ても無駄になる。
ただし試行回数を稼ぐという意味では有用な方法かもしれない。






●当たりの個体値が出る確率

個体値の抜け方が、6×32=192通り

当たりの抜け方が(めざパ用の30、最遅のS0とS1も含む)
H30、31
A0~31
B30、31
C0~31
D30、31
S0、1、30、31

2+32+2+32+2+4=74

74/192=約38.5%



A抜け:特殊
C抜け:物理
S抜け:受け、鈍足、先制技持ち、悪戯心、後攻トンボルチェン使い
HBD抜け(高個体値):両刀、役割破壊技持ち
HBD抜け(低個体値):愛玩用、タスキカウンター、頑丈持ち

S抜けも全部当たりと考えるなら、50%以上の確率で当たりということになる。
BDがどこまで妥協できるかは人によって違うので、自分の妥協点を探しておく。


●HBD抜けでも使えそうなポケモン
・タスキで使えそうなポケモン
通常特性:ゲンガー、パルシェン、クロバット
隠れ特性:キノガッサ、ドーブル、ガブリアス、クロバット

・そもそも攻撃を喰らわないことが前提のポケモン
通常特性:無限ビビヨン
隠れ特性:ムラッ気オニゴーリ、小さくなるシャンデラ





●有用だと思われるめざパ

草:31-30-31-30-31-31
電:31-31-31-30-31-31

地:31-30-31-30-30-31
地:31-31-31-30-30-31

炎:31-30-31-30-31-30

氷:30-31-30-31-31-31
氷:31-30-30-31-31-31
氷:31-31-31-31-31-00


●最遅ギルガルド抜かれメモ

S無振りの状態。
「↓」は勇敢や冷静などのS下降補正を意味する。
孵化できないポケモン(メタモン、レジ系など)は除いてある。


実数値 備考
58 最遅ギルガルド


下降補正ありの場合
57 S2~3の↓58族(ラムパルドなど5体)
57 S6~7の↓56族(ドダイトス、オーロット)
57 S8~9の↓55族(カイリキーなど14体)
57 S10~11の↓54族(パンプジン特大)
57 S14~15の↓52族(ハンテール、サクラビス)
57 S16~17の↓51族(トロピウス)
57 S18~19の↓50族(ラフレシアなど19体)
57 S22~23の↓48族(クリムガン)
57 S24~25の↓47族(カバルドン)
57 S26~27の↓46族(マスキッパ)
57 S28~29の↓45族(プクリンなど12体)
57 S30~31の↓44族(ドラミドロ)

43族以下はS個体値31でもS下降補正をかければギルガルド抜かれ。


下降補正なしの場合
57 S0~1の52族(ハンテール、サクラビス)
57 S2~3の51族(トロピウス)
57 S4~5の50族(ラフレシアなど19体)
57 S8~9の48族(クリムガン)
57 S10~11の47族(カバルドン)
57 S12~13の46族(マスキッパ)
57 S14~15の45族(プクリンなど12体)
57 S16~17の44族(ドラミドロ)
57 S18~19の43族(ユレイドル)
57 S24~25の40族(アリアドスなど9匹)
57 S26~27の39族(トリトドン)

36族以下はS個体値31でもギルガルド抜かれ。


ポケモン第六世代(XY・ORAS)・対戦考察まとめWiki - すばやさ種族値表






通常の孵化との併用

6Vメタモンと0V鮫肌フカマル♀(ゴージャスボール)を使って、
理想個体のC抜け5V鮫肌フカマル♀(ゴージャスボール)を作りたいとする。

ここでは育て屋とジャッジの距離が近いORASのバトルリゾートでやることを想定。


1.
色違い固定孵化を続行。

2.
コイキング♀(白ヒゲ)が生まれたら隠れ特性かどうかを確認。
隠れ特性だったらリセットし、親を6Vメタモンと0V鮫肌フカマル♀に入れ替えてタマゴを孵化。
これで1~2Vくらいの鮫肌フカマル♀が誕生。
同じことの繰り返しで、3V、4V、5Vと少しずつVの箇所を増やしていく。
この時点では抜けの箇所は気にしなくてよい。
とりあえず5V。もしくはC抜け4V。

3.
色違い固定孵化を続行し、今度はC抜け隠れ特性♀のコイキングが生まれたら、6Vメタモンと4~5Vのフカマルを預けて孵化。何回かやれば、C抜け5V鮫肌フカマル♀が誕生するはず。

4.
このC抜け5V鮫肌フカマル♀を遺伝用の親としてキープしておき、C抜け隠れ特性が出るたびに親として使用。
以降は簡単にC抜け5V鮫肌フカマルを量産でき、新しい型用や、交換の弾用に使えるようになる。
こうやって遺伝用の親を増やしてゆく。




こうして作った親がこれ。
このめざパ炎用親ラルトスの個体値は31-15-31-30-31-30。
Aが奇数なので実はめざパ水個体なのだが、実際に固定孵化で使うときはAは遺伝しない箇所なので、親のA個体値なんてどうでもいいのだ。


めざパ用の親を作る場合は、めざパ用メタモンとA抜け5Vの親を用意しておくといい。
この場合でいうと、VxVUVUメタモンと、VxVVVVラルトス♀を使用。
生まれてきた子供をジャッジで判定して、A以外にも抜けている箇所があれば、それはメタモンから遺伝した箇所、つまり個体値30であることがわかる。
0Vの親を使用するといちいち個体値チェックが必要なので面倒くさい。

Nのポケモンを利用してめざパ用親個体を作る場合もこの方法が使える。
6U♂×A抜け5V♀で、子供(A抜け)のV判定がHxBxxSだった場合、CとDが6U♂から遺伝した箇所であり、個体値30であることがわかる。
ただし普通にめざパ用メタモンを用意した方が早いので、どうしても用意できない場合にのみ使う。
Nのポケモン - ブラック2・ホワイト2(BW2)攻略 - ポケモン王国攻略館




この方法の利点

色違い粘りと親作りを同時進行できる。

親の作成中にうっかり色違いが出てしまう事故を防げる。

めざパ粘りにも使える。

フカマルやモノズのような10240歩グループでも簡単に理想個体を作れる。

基本的にはコイキングの孵化しかしないので、バトルリゾートの砂地に突っ込んでイライラすることがなくなる。

孵化パワーもほぼ不要なため、毎日4000歩も歩く必要がない。




注意点

あくまでも国際孵化のついでにやる方法なので、急いで親を作りたい場合や、国際孵化に興味が無い場合は、普通にやったほうが早くて楽かも。

想定される質問の所に「XYを孵化専用ロムにしてしまうとよい」と書いたが、XYだと育て屋とジャッジが遠すぎて効率が悪い。
固定孵化をやるならORASが安定。
とにかく溜めてから割る普通の国際孵化ならXYが安定。

性別不明、♂のみ、♀のみのポケモンに入れ替えると、抜けの箇所が変わってしまう場合があるため使えない。
全く使えないわけではないが、今のところ半分くらい失敗している。効率がいいのか不明。

イーブイ、ヒトカゲ、ケロマツのように、性別比が偏っているポケモンに使う場合は、比率の同じトゲピー(2560歩)でやることになる。
トゲピー♀が出た時に入れ替えれば、入れ替えたポケモンも♀が生まれる。

通常特性が2つあるポケモンの場合、狙っていない方の特性が出てしまう可能性がある。
・頑丈エアームド狙いだったのに鋭い目が出てしまった。
・トレースサーナイト狙いだったのにシンクロが出てしまった。


ポケモンXY 【ポケモン×数学】統計学で確率を検証する - Yahoo!知恵袋
この検証記事によると、♀の通常特性遺伝率は80%らしい。
さらに隠れ特性遺伝率は60%らしい。






乱数について


「そもそも乱数って何よ?」って人は4Gamerの記事を読んでみると面白いかも。


[CEDEC 2014]ナムコ作品で見る乱数の歴史。「ゲーム世界を動かすサイコロの正体 ~ 往年のナムコタイトルから学ぶ乱数の進化と応用」レポート - 4Gamer.net

>乱数とは,ランダムに数を生成すること。


適当に捕まえたポケモンの個体値がバラバラなのも、性格がバラバラなのも、乱数があるおかげ。

その「乱数」のランダム性のルールを見破って、6Vや色違いといった大当たりを意図的に引くのが「乱数調整」である。

BWの乱数調整ではDSの日付、起動時間、タイマー、ペラップを鳴かせた回数などが重要であった。

XYORASでは、タマゴ(1個目)を受け取った時点で、まだ出来ていないタマゴ(2個目)の中身が既に決定されているため、ペラップを鳴かせる方法は使えない。
それを逆手に取った方法が「色違い固定法」である。

ここまでは「乱数」「乱数調整」「色違い固定法」の説明および仕組み。




ここからが本題。

一発で色違いが出る大当たりの日付や起動時間があるなら、逆に何個生ませても色違いが出ない大ハズレの日付や起動時間もあるのではないか?
逆に大当たりを引く可能性もある。100個孵化したら3つ子ちゃんでした~みたいな色違いブログを見たことがある。


・孵化の例
普通にタマゴを溜めて孵化させていれば
2000個で色違い1匹、100個で色違い3匹の三つ子、だったとする。
計算すると 4/2100=1/525 で大体平均通りの数値になる。

ところが固定孵化だと色違いが生まれた時点でリセットするため
2000個で色違い1匹、33個で色違い1匹、になってしまう。
計算すると 2/2033=1/1016.5 で平均の2倍になってしまう。


固定孵化ではその性質上
100個孵化させたら3匹色違いみたいな大当たりを引けない。
しかし大外れは普通に引くまま、なのでは?(推測)

だったら大外れを引かないように定期的にリセットしよう、というのが俺の考え。
(俺の場合は4匹おきにリセット)
どんなやり方でも最終的には確率通りになるのかもしれないが、なるべくハマらない方が精神的に優しいと思ってこのやり方にしている。

あとは、出ないからといってムキになって同じ日にやりすぎない。ハズレの日かもしれないため。
可能な限り毎日一定数やる。当たりの日を逃さないため。

ただ、あくまでも俺の勝手な理論なので、気休め程度に考えてほしい。



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無題

始めまして。リセット法について検索してたどり着きました。
とても分かりやすかったのですが、1つだけ質問させて下さい。

4匹孵化するごとにリセット、というやり 方だと、ドはまりせずに平均的に出てくれている

という部分がよく分からないのですが、4匹孵化→卵を拒否してセーブ→リセットという解釈で合っているでしょうか?

Re:無題

孵化して手持ちがコイキング4匹になったのでパソコンで逃がす。
タマゴ(1個目)を受け取ってセーブ。
ソフトリセットして仕切り直し。

タマゴ(2個目)を受け取って2つとも孵化。
タマゴ(3個目)を受け取ってセーブ。タマゴ(4個目)を受け取って2つとも孵化。
手持ちがコイキング4匹になったのでパソコンで逃がす。
タマゴ(1個目)を受け取ってセーブ。
ソフトリセットして仕切り直し。


この繰り返しでやってます。


>4匹孵化→卵を拒否してセーブ→リセット
1匹目を受け取らない方法でやっている場合は、それでいいと思います。

無題

これって♀図太い(変わらず)×海外産メタモン(赤い糸)で孵化してBが低くAが高い性格と不一致個体が出来たら♀親の一致する性格に変わらずの石持たせて海外産メタモンと組み合わせたら性格だけ変わって個体値、特性、色違いに変化ないのかな?もし性格変わったら色判定や個体値も変わるなら抜けて欲しくない所が抜けたり不一致個体が産まれたらどっちみち通常国際孵化と同じで意味ない気がする

Re:無題

私が試した限りだと、変わらずの石の有無や親の性格は、色違いの判定・特性・個体値・抜けの箇所・親からの遺伝箇所には無関係です。

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