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まぼろし劇場

TVゲーム、プライズなどのブログ。ただいま断捨離中。

電子書籍について思うこと

アマゾン電子書籍、年内にも日本語版サービス開始か 国際ニュース : AFPBB News


なんかamazonで電子書籍の販売を本格的にやるらしい。
俺は電子書籍用の端末を持ってないので、ここではパソコンで読む場合を想定している。
また、ユーザーの利便性のことしか考えていないので、出版社の都合など俺の知った事ではない。
なので電子書籍業界の実態に即していないことを書くかもしれないことをお断りしておく。


俺が思うに、電子書籍ってのはネットで売るんじゃなくて、本屋で売るべきなんだよな。
しかも自販機でジュース買うみたいな感じでお手軽に。

単に電子書籍を買う際のメリットだけでなく、
本屋で電子書籍を買う場合のメリットも併せて考えてみた。



メリット1 現金で買える(ようにする)

普通、電子書籍ってのはネットで買うものだろうけど、
クレジットカードは流出が不安だし、電子マネーとか、支払い方法がよく分からない、
面倒くさいという人も沢山いるだろう。
俺も電子書籍を買ったことないから知らないし、なんか面倒くさそう。
なんか調べるのも面倒臭い。
でも現金払いで電子書籍を買えたら便利だと思わないだろうか?

買ったらあらかじめ登録してあるメールアドレスに送付してくれたり、
持参のメモリーカードを持っていけばその場でダウンロードしてくれたり。
どんなふうになるか俺には分からないけど、とにかくその場で現金で払える、ということ。
これで子供でも老人でもオッサンでも買えるな。



メリット2 実際の本を見ながら買える、立ち読みできる

ネット上の立ち読みってのは結構不便で、最初の2~3ページしか読めないということがある。
でも本屋での立ち読みなら、目次を見たり後書きを読んだり、適当に拾い読みしてみたりと、自分の好きなところを自由に読むことができる。
電子書籍に限らず普通の本の場合でも、本屋で立ち読みしてamazonで本を買う人もいると聞く。

本屋で電子書籍を買えれば、実際の本を立ち読みして、「これいいな」と思ったらその場で電子書籍を買う、ということが出来る。
逆に実際に読んで「くだらねえ本だな」と思って買わないこともできる。
本の装丁や質感が気に入れば、電子書籍ではなく普通の本を買ってもいい。

完全に電子書籍が普及すれば、いずれは立ち読み用の本(文字通りの『見本』)を一冊ずつ書店に送ってくる、ということになるだろう。



メリット3 絶版なし、新品で買える

データには人の手垢がつかないので常に新品。
劣化しないため日焼けもしない。

データなので場所を取らない。在庫の有無も関係ない。故に絶版にならない。
品揃えというものがあまり関係なくなる。見本を見て買いたいのならともかく、
単に買いたいだけなら小さな本屋でも買えてしまうからだ。
いずれ街角のタバコ屋程度の大きさの本屋が出てくるかもしれない。
もしくは電子書籍の自動販売機。

電子書籍が普及していけば、いずれ大きい本屋は、だたの「大きい見本屋」に、
小さい本屋は「小さい見本屋」に変わってしまうだろう。



メリット4 本屋の売上になる(ようにする)

たとえばジュンク堂で電子書籍を買えば、それはジュンク堂の売上になる。
文教堂で電子書籍を買えば、それは文教堂の売上になる。

なんでもかんでも電子書籍で買える時代がくればいいけど、そんな時代は10年とか20年も先のことだろうし、実際の本で買ったほうが都合のいい本もある。
WordとかExcelの本とか、受験の参考書、絵本など。

とにかく近所の本屋が潰れたら困るから、電子書籍でも売上に貢献したい。
無理に海外企業のamazonを儲けさせてやる必要もないと俺は思うし。



メリット5 場所を取らない、持ち運びが楽

最近部屋の整理をしたんだが、本は結構場所をとる。
名探偵コナンが60冊以上あるとか。
ハヤカワ文庫のアガサ・クリスティーが100冊あるとか。

電子書籍なら片付けも楽だし、何十冊も持ち運びできて便利。
ただし読むのにバッテリーが必要なのと、なくさないように気を付けないといけない。



amazonが電子書籍を販売するのは脅威だけど、
今こそ日本の出版社や書店が手を組む絶好の機会ともいえる。
ピンチはチャンス。
どうせ権利に固執してふいにしてしまうだろうけど。



本屋のことを書いてきたが、これは音楽でも同じことが出来る。


正直iTunesとかよく分からない、と思っている人がまだまだ多い今がやりどきではないかと思う。
俺もiTunesとかよく分からないし、CD買えばいいやと思ってる。

そういう人がiTunesの使い方を覚えてしまう前に、CD屋にいけば試聴できて一曲単位で現金で買えるじゃないか、と思わせてしまうことが大切ではないだろうか。
たとえば一曲200円現金払いなら小学生でも買えるだろう。
Suicaとかで買えても便利だな。

これが成功すれば、CD屋はいずれ「試聴屋+音楽データ販売屋」になるだろう。
CDとかカセットとかの物を売るのではなくて、音楽データを売るのだという発想をしてほしい。
その発想が出来なければ、CD屋はこれからもどんどん潰れていくだろう。
本屋と違って潰れてもあまり困らないのが救いか。

いっそのことスターバックスみたいなカフェとくっつけちゃってもいいかしれない。
コーヒー飲みながら試聴とかできたらオシャレな気がする。



色々書いたが、実は電子書籍や音楽のデータの販売を一番導入しやすそうなのがコンビニだ。
コンビニはまず数が多いし、必ずといっていいほどLoppiのような端末がある。
現金でデータ販売をするならこれほどうってつけの場所はない。
コンビニ業界が本気を出せば、かなり早い段階で電子書籍を売ることが出来るようになると思う。

よって、いずれこうなる。
買うだけなら →コンビニ
見本を見るなら→本屋
試聴するなら →CD屋

以上。特にオチはない。
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