ツイッターに書いたことのまとめ。
目新しい内容は無い。
書いてる途中。
というかまだMXの再放送を見ている途中なので。
まずアイカツ全体について。
そもそもアイカツとはどんなアニメなのか。
●「アイカツ=スポ根」説
しかも割と古めのスポ根。
昭和のスポ根漫画とかジャンプ漫画みたいなノリ。
『魁!!男塾』みたいな。
アニメのジャンルが「スポ根」
競技の種目が「アイドル活動」
スポ根 - Wikipedia
スポ根(スポこん)は、日本の漫画、アニメ、ドラマにおけるジャンルの一つ。「スポーツ」と「根性」を合成した「スポーツ根性もの」の略語[1][2]。このジャンルの作品を「スポ根漫画」「スポ根アニメ」「スポ根ドラマ」と呼ぶ。
追記
アイドルスポ根『アイカツ!』10月からテレビ東京系でスタート! | アニメイトタイムズ
アイドルのスポ根サクセスを描く新アニメ『アイカツ!』、10月8日放送開始! | マイナビニュース
アニメ放送前のアニメイトタイムズの記事。
記事タイトルに「スポ根」と書いてある。
どうもこの「アイカツ=スポ根」ってのが製作スタッフ内で周知されてないんじゃないかと思う。
視聴者も「最近のアイカツは何か違うんだよな」とぼんやりした違和感を覚えつつも、何が違うのか具体的に指摘できなかった。
●アイカツ1年目のヘンテコな雰囲気は何?
「昭和のスポ根と平成の女児アニメの融合によるミスマッチ感」
がアイカツ独特の変な感じを生み出している。
スポ根だと分かったうえで視聴すればそれほどおかしくないはず。
というかむしろ妥当な内容が多い。
●アイカツといえば崖登り
昭和やスポ根やジャンプ漫画といえば謎の特訓。
・大リーグボール養成ギプス『巨人の星』
・重いコンダラ『巨人の星』
・ジープ特訓『ウルトラマンレオ』
・亀の甲羅を背負う『ドラゴンボール』
・デスマーチ『アイシールド21』
・木人拳『少林寺木人拳』
みんなもランドセルわざと重くして修行とかやってたよね。
よく見ると大リーグボール養成ギプスも重いコンダラもアイカツ1年目に出てくるが、ただのギャグやパロディとしか認識されていない。
これって単に悪ふざけでやってると思ってたけど、スポ根だからやってたんだね。むしろ順当な特訓だったわ。
その中で視聴者の印象に残ったのが「崖登り」である。
他にない独特な特訓をすることで読者や視聴者の印象に残り、話題にされる。
そのアイカツ独特の特訓がこそ「崖登り」だった。
これ何だろう、カリン塔なのかな?
●ジョニー先生は師匠枠
歴代のアイカツ男キャラの中でも、特にジョニー先生が印象に残る。何故か。
それはスポ根やジャンプ漫画によくいる師匠枠だから。
・宗方コーチ『エースをねらえ!』
・亀仙人『ドラゴンボール』
・比古清十郎『るろうに剣心』
・幻海『幽遊白書』
・ビスケ『ハンター×ハンター』
・自来也『NARUTO』
・アバン先生『ダイの大冒険』
織姫学園長はレジェンド枠ね。
●アイカツの歌詞
1年目のキャラが全員出そろったあたりのOPとED。
よく聞くとボス戦が近いせいか、戦いの歌みたいになっている。
TVアニメ『アイカツ!』OPテーマ「ダイヤモンドハッピー」ノンクレジット映像 - YouTube
つまずいた瞬間 悔しさ噛みしめて
笑顔みせる泣きながら
強くなるよ 自分信じなくちゃ
決して決してあきらめないよ
昨日の敵さえ未来の仲間さ
TVアニメ『アイカツ!』EDテーマ「ヒラリ/ヒトリ/キラリ」ノンクレジット映像 - YouTube
みんな友達だった
みんなライバルだった でもね
絶対 表と裏で だましたままで
闘ったりはしなかった
●謎の格言コーナー
最後に襖が開くようなエフェクトからの、墨字で「アイカツ格言」
昭和のオヤジか!
●アイカツ1年目
・最初は喧嘩腰の蘭やしおん
最初に一年生同士でバチバチやりあうのはスポーツものの定番。
次第に友となってゆく。
・いちご、あおい、蘭の三人で枠を争う
レギュラー枠の奪い合いはスポーツものの定番。
・学園物でもある
アイカツ1年目ってアイドル界全体の話のようでいて、実は校内の話でしかない。
なぜならこれは学園物だから。
学園スポ根漫画とか甲子園にプロスポーツ選手がしゃしゃり出ないように、アイカツにも学外のプロアイドルは出ない。
いちご達がプロアイドルだから変な事言ってるように思えるかもしれないけど、とにかく学外の人は勝負に出ないって事。
他にもあるが後述。
●アイカツ2年目
・他校との戦い
スポーツものであればライバル校との練習試合。
男塾であれば関東豪学連との戦い。
音城セイラが伊達臣人で、冴草きいが雷電かな。
他にもあるが後述。
●アイカツ3年目
・ボスキャラがいない
今MXの再放送で視聴しているが、敵やボスキャラが出てこない。
・いちごがボス枠?
神崎美月でGoogle検索すると、検索ワードの候補に「神崎美月 嫌い」と出てくる。実はこれってボスキャラとして考えると正しくて、単に「憧れのアイドル美月ちゃん」だけでなく「倒すべき敵、超えるべき壁 神崎美月」として上手くヘイト管理、キャラ立てが出来ていたことになる。
じゃあアイカツ3年目の星宮いちご(というかソレイユ3人)に同じ事が出来ていただろうか?
大空あかりにとって「憧れのアイドルいちごちゃん」だけでなく「倒すべき敵、超えるべき壁 星宮いちご」になれていただろうか? って考えると、たぶん出来てないんだよ。
スポ根アニメとしてアイカツ3年目が物足りないのは、敵やボスがいないから。
星宮いちごには主人公適正はあってもボスキャラ適性は無かった。
他にボスキャラを用意できていれば……といったところか。
●あらためてアイカツ1年目2年目について
・なぜ1年目で神崎美月を倒さなかった?
神崎美月を倒せず1年目終了→ドリアカ編ってなんか話の順番としておかしい気がするが。ボスとしてパワーダウンしてる感がある。
普通であれば
1年目で学園内の戦い(神崎美月を倒して仲間に)
2年目で他校との抗争(神崎美月より凶悪な敵が登場)
3年目で世界編(スターズのヴィーナスアーク編)
もしくは
1年目で他校との抗争(ドリアカ編)
2年目で学園内の戦い(神崎美月編)
3年目で世界編(スターズのヴィーナスアーク編)
って感じになりそうじゃない? 一般的感覚として。
ちなみに男塾だと
驚邏大四凶殺(関東豪学連との戦い)
大威シン八連制覇(男塾三号生との戦い)
という順番になっている。
驚邏大四凶殺 - アニヲタWiki(仮) - atwiki(アットウィキ)
大威シン八連制覇 - アニヲタWiki(仮) - atwiki(アットウィキ)
アイカツ1年目は神崎美月の設定を強くしすぎたせいで「学園編=世界編」になってて、他校も存在せず、神崎美月を倒した後の拡張性が無い世界だったから倒せなかったのではないか。
神崎美月を倒してしまうと、それ以上のボスが用意できない。だから倒せない。
●スターズ
まだMXで再放送をやっていないので一応保留。
スポ根感があるのはローラとあこかな。
ゆめが剣桃太郎枠だとすると、ローラとあこは富樫と虎丸になってる気がするが。
まひるがあんまり印象に残ってないが。
何か毎回気が付いたら勝ってる、みたいな。
●フレンズ
『けものフレンズ』の影響もあるだろうが、会話を「うふふ」で穏便に終わらすな。
●オンパレード
特になし。
お祭りアニメ。
●プラネット
面白かったしアイカツしてたと思うが、なぜ実写になったのか不明。
ガンダムも『ガンプラビルドリアル』として実写でやってたし、バンダイやサンライズの都合だろうか。
プラネットの意味も分からないまま終わった。
続きがあるのだろうか。
PR
COMMENT